GitHub Copilot Spaces が一般公開、Copilot Workspaceから移行
GitHub Copilot Spaces が一般公開
GitHubは2025年9月24日、AI搭載開発環境「GitHub Copilot Spaces」の一般提供を開始しました。全てのGitHub Copilotユーザーが、github.com/copilot/spacesからアクセス可能です。
Copilot Workspaceからの移行
Copilot Spacesは、2025年5月30日に技術プレビューが終了した「Copilot Workspace」の後継製品として位置づけられています。Copilot Workspaceは2024年4月から技術プレビューが提供されていましたが、より洗練された形でCopilot Spacesに生まれ変わりました。
主な機能
Copilot Spacesでは、以下のコンテキストを統合してAIの応答精度を向上させることができます:
- ソースコードファイル
- プルリクエスト
- Issue
- リポジトリ全体
これにより、Copilotの応答がプロジェクトの文脈に即したものになり、より実用的な開発支援が可能になります。
料金体系
2025年6月18日以降、Copilot SpacesはCopilot Chatと同じ課金モデルに従います。既存のCopilotサブスクリプションをお持ちのユーザーは、追加料金なしで利用できます。
エンタープライズ向け機能
GitHub Enterprise Cloud顧客(Enterprise Managed Users)向けには、管理者がCopilot Spacesへのアクセスを完全に制御できる機能が提供されています。プロビジョニングと認証のサポートにより、セキュアな環境での利用が可能です。
開発者への影響
Copilot Spacesの一般公開により、AI駆動開発の新たなステージが始まります。従来のCopilot ChatやCopilot Editsと組み合わせることで、コード補完から設計、実装、レビューまで、開発ワークフロー全体をAIで効率化できるようになりました。